台湾サッカープレミアリーグ

台湾サッカー

台湾サッカーリーグトップディビジョン、台灣企業甲級足球聯賽『Taiwan Football Premier League』が開幕したのが昨年の2017年。国内リーグは2シーズン目を迎えた。

Taiwan Football Premier Leagueは、台湾のセミプロサッカーリーグで全8チームが参加している。

昨シーズンは、下位チーム入れ替え戦プレーオフにより銘伝大学【Ming Chuan University】が降格、新たに【臺程獅】Taicheng Lionsが昇格。

レギュレーションは一般的なリーグ戦のようなホーム&アウェイ方式で行われるものではなく、全3ラウンド、計21試合を行い順位を決定する方式を採用し、リーグの優勝チームはAFCカップグループステージ出場権を獲得、2位チームはAFCカップ予選ラウンドの出場権を獲得する。主な試合会場は、スタジアム・市内のサッカー場・大学などで行われ、同一会場で複数の試合が行われる事が多い。

以下、2018シーズン参加チーム
【北市大同】tatung
【臺程獅】Taicheng Lions
【高市台電】Taipower
【航源FC】Hang Yuen
【台南市】Tainan City
【皇家蔚藍】Royal Blues
【國家儲訓】National Sports Training Center
【臺體光磊】National Taiwan University of Sport

2018シーズン優勝は北市大同。

2位の高市台電に勝ち点差10をつけて、17勝3分1敗で昨季に続き連覇を達成した。

2018シーズン優勝の北市大同

チームにはタークス・カイコス諸島代表の北市大同FWマーク・フェネルス、台湾代表の朱恩樂ら攻撃陣が中心となり、チームはリーグ最多のシーズン75得点を記録した。

タークス・カイコス諸島代表FWマーク・フェネルス

台湾代表の朱恩樂

国内リーグの全体的な質を良くするためには、長い道のりが必要だと思います。

なぜなら、試合が行われるスタジアムや会場環境の整備をする必要があるからです。

そうしてある程度のピッチコンディションや観客動員などの試合環境を作らなければ、観客は”ただサッカーの試合を見ただけ”だと思ってしまうでしょう。

JリーグやKリーグ、アジア諸外国の国内リーグに比べてサッカー人気はあまり高くなく、金銭的な問題も抱えていますが、あらゆる方向へ改善の必要性があります。

CTFAスタッフインタビューより

 

取材:文/写真_田口涼

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