堀川祥哲選手 アメリカでも通用することを証明したい。

台湾サッカー

【台湾プレミアリーグインタビューvol.7】

台湾と日本のハーフ。中学から台湾世代別の代表を経験し、高校は日本の桐光学園高校に進学。
そのまま高校サッカー部に所属、怪我によりなかなか出場こそ叶わなかったが日本と台湾両方でサッカーをプレー。台湾A代表のキャンプ招集も経験。

現在はアメリカのメリーランド大学へ進学し、ステップアップを目指す堀川祥哲選手に伺った、台湾サッカーの印象と今後の発展についての現地インタビュー記事。

■レベルが低いわけではない。–台湾国内リーグの印象をお聞かせください。

台湾の国内リーグはチーム数が少なくて現状8チームしかないんです。なので、一度試合をすればチームや対戦する選手の特徴がわかるのでそういった部分では競争率は低いかなと思っています。

もっとチーム数が多ければ競争率も高まってリーグ全体のレベルももっと上がると思うので、現状の8チームではやっぱりまだまだ少ないですね。

ただ、サッカーのレベルでいうと台湾にもレベルの高い選手がいて、サミュエルやマークはチームメイトで一緒にプレーしていてとても刺激になっています。彼ら以外にも上手い選手はいるので、台湾サッカーのレベルが特に低いとは感じません。

■アメリカでもやれる自信はある。–アメリカでプレーされているとのことですが、現地でのプレーはどんな印象ですか?

そうですね。アメリカのメリーランド大学でプレーしています。今は台湾でプレーしていますが、こっちでのプレーは夏休み期間中だけになります。

アメリカだと今年(2019年)の春に6試合あった内の5試合に途中出場していますね。台湾と大きな違いとしては向こうの選手はとにかく体がでかいです。笑

プレーした内の数試合は、プロリーグのU-23と試合をしたんですけどフィジカル勝負でよく飛ばされました。とにかくフィジカルがすごいですし、パス回しや組織戦術の面で見てもすごく速さを感じて、最初の頃はかなり戸惑いながらプレーしたんですけど、練習や試合を重ねるごとに少しづつ慣れてきました。

でも、全く通用しないかというと全然そんな感じはしないですし、やれないことはないかな?と思っています。

■代表でも大学でもサッカーを突き詰めたい。–台湾国内リーグプロ化と今後の目標をお聞かせください。

とにかくもっとチーム数を増やして競争力をあげて、チーム・選手個々のレベルもあげないとまだまだリーグプロ化は遠いかなと思います。

でも僕が中学の時に感じていた国内のサッカー人気やプレー環境と比べたら今はだいぶ良くなっています。少しづつ整備されてきて現状のように良くなっているので、このまま発展していけば可能性はあるかなと思っていますね。

 

今後の個人目標としては、アメリカの大学サッカーでスタメンを勝ち取って優勝に貢献したいです。当然プロリーグMLS(メジャーリーグサッカー)のチームと契約することも目標にしているので、台湾代表も含めて大学の4年間はステップアップを目指していこうと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました